レイアップを外さないコツ
バスケットボールでレイアップシュートが入らない、なんてことありませんか?
特に多いのがスピードに乗ったレイアップを外すこと。
これはミニバスはもちろん、全中、インターハイ、ウィンターカップといった全国大会でも良く見られます。
やはり試合では、スピードに乗った中でもしっかりレイアップを決めたいですよね。
そんなスピードに乗ったレイアップを外さないためには、次の3つコツを押さえるといいかと思います。
@フィンガーロールを使う
相手のディフェンダーに邪魔されないようにシュートを早く決めようと、走るスピードが速くなるほどボールをリリースするときのスピードも速くなります。
その結果、ボールコントロールも難しくなり、「ガコン」とレイアップシュートを外してしまうのです。
そのため、ボールスピードを減速させる必要があるのですが、その方法のひとつとがフィンガーロールを使うことです。
フィンガーロールは、ボールを手のひらの上で転がして指先でボールをリリースする際にボールに回転をかける動作です。
フィンガーロールを使うと、ボールに反時計回りの回転がかかり、ボールを手前に戻すことができるため、走ってきたスピードの勢いを抑えてボールをふわっと浮かせることが可能になるのです。
よって速攻などでスピードに乗っていても、バックボードに優しくボールを当てることができ、それだけレイアップシュートの確実性が高めることができるのです。
A走り高跳びのような踏み切り
レイアップはワン、ツーと踏み込んで上に向かってジャンプをするのが一般的ですが、スピードがあると前に流れやすくなります。
そのため、自分で思っているほど上にジャンプができていないことが多いのです。
これは踏み切りと重心の位置が関係しています。
速く走るときの踏み切りは、自分の重心の真下くらいに足をつき、そこから後ろに蹴り出して加速しています。
これでは体が前に流れてしまうので、ポイントになるのはワン、ツーの踏み切りの足を自分の重心より前に踏み込むのがコツです。
具体的には、一歩目を大きく踏み出すようにします。
そして、2歩目も重心より前に踏み込むと、走り高跳びのように前へのブレーキをかけながら走ってきた勢いを上方向への力に変えることができるのです。
Bジャンプの頂点でリリースする
一般の小学生や中高生はリングの高さに届かせるためには、ボールを持ちあげるという動作が必要になります。
その際、ジャンプの頂点に達する前にボールをリリースすると、走ってきたスピード、ジャンプの勢い、ボールを持ちあげるという3つのパワーをコントロールするのが難しく、これがレイアップを外す原因になってしまいます。
そのため、ジャンプの頂点、あるいはやや落ち始めくらいのときにリリースすれば、ボールに加わる速さも遅くなり、レイアップシュートの成功する可能性もあがるのです。
また、初心者は真っ直ぐにリングに向かうのではなく、少し膨らんでレイアップに持ち込んでほうが良いです。
真っ直ぐ入ると、バックボードが使えないので、それだけレイアップを決めるのが難しくなるからです。
速攻なら最短距離で真っ直ぐに入った方が、相手ディフェンスにも追いつかれにくいでしょうが、、真っ直ぐにリングに向かっていても45度くらいの角度で入ったほうがバックボードが使えるので、シュートの成功率が高くなります。
いずれにしても、スピードに乗ってレイアップシュートの基本は下からが基本です。
せっかく相手のパスカットしてそのまま速攻に移ったとしても外してしまうと、超カッコ悪いので、しっかりレイアップのコツを押さえて効率良く上達していきましょう。
各種レイアップシュートが学べます!
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